2019年10月5日、生駒山地を南から北へ走りました。信貴山からスタートして、高安山、十三峠、鳴川峠、暗峠と峠をつないで生駒山へ。最後は石切に下りる15.2kmのコースです。ちなみに、この翌日には奈良と三重の県境の三峰山に登っています。2日続けて山に行っていました。
コースデータ
| 日付 | 2019年10月5日(土) |
| コース | 信貴山〜高安山〜十三峠〜鳴川峠〜暗峠〜生駒山〜石切劔箭神社 |
| エリア | 大阪府/奈良県(生駒山地) |
| 距離 | 15.2km |
| 合計時間 | 5時間41分(うち休憩1時間8分) |
| のぼり/くだり | 776m/1,088m |
| コース定数 | 24(ふつう) |
| 種別 | トレイルランニング |
のぼりよりくだりが300m以上多いのは、標高338mの信貴山から始めて、標高20mの石切に下りているからです。片道ルートなので、電車で行って電車で帰ってこられます。
生駒山地を南から北へ
生駒山地は、大阪府と奈良県の境に南北に伸びている山並みです。いちばん高いのが生駒山の642m。標高だけ見れば低山ですが、南北につなぐとそれなりの距離になります。
尾根には「生駒縦走歩道」という道が通っていて、大阪府民の森の各園地(ぬかた園地、なるかわ園地、みずのみ園地など)をつないでいます。今回はその南半分から生駒山までを一気に走りました。
9時30分にスタート。13分で信貴山(437m)に着きます。そこから高安山へ。
高安山は標高487.5m。頂上はわずかに大阪府側にあります。近鉄西信貴ケーブルの高安山駅があるので、ここまでケーブルカーで来る人もいます。山の南には大阪管区気象台の気象レーダーが建っていて、地元では「高安山レーダー」と呼ばれているそうです。飛鳥時代には高安城が築かれた場所でもあります。
いきなり、ひっつき虫まみれになりました

スタートから30分ちょっとで、この状態です。ヌスビトハギの仲間の実だと思います。平たい豆のさやが2つ3つつながっていて、表面の細かい毛が引っかかって服にくっつきます。いわゆる「ひっつき虫」です。
取っても取ってもきりがないので、途中からあきらめました。秋に生駒の低い所を走るなら、これは覚悟しておいたほうがいいです。
峠をいくつも越えていきます

生駒縦走歩道のいいところは、ときどき西側が開けて大阪平野が見えることです。ずっと樹林の中ではありません。
通った峠を順番に書くとこうなります。
- 10時12分 立石越
- 10時38分 十三峠
- 10時42分 みずのみ園地駐車場
- 11時47分 鳴川峠
- 12時12分 暗峠
その間に天明山、六万寺山、三国山、横峰山、大原山と小さなピークを拾っています。どれも200mや300m台の高さで、越えるたびに少し下って、また登り返します。この繰り返しが生駒縦走のきついところです。
みずのみ園地の展望台では10時55分から11時22分まで、27分休んでいます。
10月にツツジが咲いていました

天明山のあたりで、ツツジが1輪だけ咲いていました。10月です。
これは「返り咲き」と呼ばれる現象です。春に咲く花が、秋の暖かい日に誘われてもう一度咲くもので、狂い咲き、二度咲きとも言います。ツツジ類(モチツツジやキリシマツツジなど)のほか、ユキヤナギやヒュウガミズキでも見られるそうです。けいはんな記念公園のブログによると、返り咲きは冬の季語として俳諧でも昔から使われてきた言葉だそうです。珍しいけれど、まったく異常というわけでもないんですね。
なるかわ園地はツツジの群生で知られている場所です。春に来ればここが一面ピンクになります。
暗峠を渡ります
12時12分、暗峠(くらがりとうげ)に到着。ここで22分休みました。
暗峠は標高455m、奈良県生駒市と大阪府東大阪市の境にあります。峠を国道308号が通っているのですが、この国道が有名です。大阪側はきついところで最大勾配31%。S字カーブになっていて、慣れない車は登りきれずに立ち往生するほどだそうです。
峠の路面は石畳です。江戸時代に郡山藩が敷いたもので、参勤交代の籠が滑らないようにするためだったと言われています。石畳の道が国道に指定されているのは、全国でもかなり珍しいそうです。暗越奈良街道は「日本の道100選」にも選ばれていて、峠のてっぺんに顕彰碑が置かれています。
生駒山、642m
暗峠から天照山、鬼取山を経て、13時6分に生駒山に着きました。
生駒山は標高642m。山頂には一等三角点があり、その三角点は奈良県側にあります。そして山頂一帯は生駒山上遊園地の敷地です。テレビとFMの送信所も建っていて、信貴生駒スカイラインを使えば車でも上がってこられます。「登山」という感じの山頂ではありません。

汗だくのトレラン姿で遊園地の中を歩くのは、なかなか気恥ずかしいものがあります。サイクルモノレールは1人1回400円と書いてありました。乗っていません。

石切さんへ下ります
13時52分に生駒山上遊園地の駐車場を出て、あとはひたすら下りです。14時10分に興法寺、14時57分に石切劔箭神社。
石切劔箭神社(いしきりつるぎやじんじゃ)は「石切さん」「でんぼの神様」として親しまれている神社です。でんぼは腫れ物のこと。本殿前と入り口の百度石を行き来するお百度参りが全国的に有名で、いつ行っても誰かが回っています。ご祭神は可美真手命(うましまでのみこと)と饒速日尊(にぎはやひのみこと)です。
15時12分、ゴール。5時間41分でした。
まとめ
生駒山地の縦走は、電車だけで完結するのが最大の利点です。車の回収を考えなくていいので、片道ルートを気楽に組めます。標高は低いのに累積標高は776m。峠ごとの登り返しが効いてきます。
ただ、秋はひっつき虫との戦いになります。10月に走るなら、下山後に服を払う時間も予定に入れておいてください。
YAMAP記事はコチラ
生駒山・神津嶽・大原山-2019-10-05 / 山走男さんの生駒山・神津嶽・大原山の活動データ | YAMAP / ヤマップ
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