2021年5月23日、奈良県と大阪府の境にある二上山(にじょうざん)に登ってきました。
この日、私は高見山に行くつもりでいました。ところが当日、先輩からこう言われます。
「いや、高見山行くための体力作りで二上山やで」
高見山モードで来ていたので、正直ブーブー言いました。ただ、結果としてはいい一日でした。
コースデータ
| 山 | 二上山 雄岳(517m)・雌岳(473.8m)/奈良県葛城市・香芝市、大阪府太子町 |
| 日付 | 2021年5月23日(日) |
| ルート | 道の駅ふたかみパーク當麻〜雄岳〜雌岳〜岩屋峠〜竹内峠〜竹内山〜當麻寺〜ふたかみパーク當麻 |
| 距離 | 11.3km |
| のぼり/くだり | 819m/825m |
| 行動時間 | 4時間45分(8:06〜12:52) |
| コース定数 | 22(ふつう)/標準タイム5時間50分 |
| 標高 | 93m〜521m(GPSの記録) |
| 天気 | 晴れ 気温18℃ |
| 同行者 | 先輩と |
道の駅ふたかみパーク當麻からスタート

8時06分にスタート。道の駅に停められるので、車で来る人には便利です。
二上山は雄岳(517m)と雌岳(473.8m)のふたつの峰からなる山です。古くは「ふたかみやま」と呼ばれ、『万葉集』にも詠まれています(香芝市)。

登り始めてすぐ、カエルが並んでいました。10匹います。誰が置いたのかは分かりません。

「トリノベンチ」という標識もありました。実際に鳥に餌をあげている人がいて、なるほどそういう場所かと納得しました。
歩き慣れた道でも、こういう発見があります。山に入るたびに何かしら見つかるのが楽しい。
雄岳と雌岳をぐるっと

5月下旬の空です。雲の形が夏になってきました。
9時14分に雄岳(517m)に到着。ここには大津皇子の墓があります。謀反の罪で命を落とした悲劇の皇子とされる人です(香芝市)。
葛木二上神社と、第二十六経塚「二上山 陀羅尼品」も雄岳の山頂付近にあります。

9時40分に雌岳。雄岳から鞍部を挟んで20分ほどです。
途中の階段が新しくなっていました。前に来たときとは違います。整備してくれている人がいるということです。

10時24分から雌岳でお昼にしました。まだ午前中ですが、山だとこうなります。
竹内街道は、日本最古の官道
10時34分に岩屋峠、10時54分に竹内峠。ここから南へ回り込みます。

11時07分に竹内山。この区間の道が良かったです。杉がまっすぐ立っていて、下草が少なく、歩きやすい。

下りてきたところに「歴史街道 竹内街道」の標識がありました。
これがただの旧道ではありません。日本最古の官道とされる道です。
『日本書紀』の推古天皇21年(613年)の記事に「難波より京(飛鳥)に至る大道を置く」とあり、竹内街道・横大路のルートがこの「大道」と重なるとされています。全長約30km、大阪府堺市の大小路から奈良県葛城市の長尾神社まで。難波の港に入った文化や技術が、この道を通って飛鳥へ運ばれました。「最古の国道」として日本遺産にも登録されています(文化庁 日本遺産ポータルサイト)。
1400年前の幹線道路が、今は登山道の脇にあります。
當麻寺、そして道の駅にロバ

12時28分、當麻寺の門前に着きました。
境内の案内図を眺めて、ふむふむと読みました。二上山の東麓にある古いお寺です。

12時52分に道の駅へ戻ってゴール。そうしたら、ロバがいました。
朝はいなかったはずです。山を歩いて帰ってきたらロバがいる。こういう日もあります。
まとめ
- 二上山は雄岳(517m)と雌岳(473.8m)のふたつの峰からなる山。『万葉集』にも詠まれています
- この日は11.3km・のぼり819m・4時間45分。コース定数22の「ふつう」です
- 雄岳の山頂には大津皇子の墓があります
- 道の駅ふたかみパーク當麻に駐車できます
- 下山路で交わる竹内街道は、日本最古の官道とされる道です。全長約30km、堺市から葛城市まで
- 気温18℃。5月下旬でも歩きやすい山です
高見山のつもりで来て二上山でしたが、新緑の中を気持ちよく歩けました。歩き慣れた道も悪くない。
次はダイヤモンドトレールを走りに行きます。
コメント