2021年12月18日、松本市の鉢伏山(1,929m)へ向かいました。
私事ですが、この年に大阪から長野へ移住してきました。役所の手続きがひと段落して、ようやく行けた「移住後はじめての山」がこの日です。
結果を先に書くと、山頂には届きませんでした。前日にまとまった雪が降っていて、装備が足りなかったからです。鉢伏山荘で引き返しています。
それでも、この日見た景色で「移住してきて良かった」と思いました。
この日のデータ
| 目指した山 | 鉢伏山(1,929m)/長野県松本市 |
| 日付 | 2021年12月18日(土) |
| ルート | 牛伏寺砂防ダム登山口〜鉢伏山荘(山頂手前で折り返し) |
| 距離 | 10.1km |
| のぼり/くだり | 921m / 910m |
| 行動時間 | 2時間44分(12:45〜15:30) |
| 標高 | 935m〜1,837m(GPSの記録) |
| 天気 | 晴れ(前日に降雪) |
| 同行者 | ソロ |
YAMAPのコース定数は22で「ふつう」。標準タイムは5時間34分です。
鉢伏山という山
鉢伏山は松本市と岡谷市の間にある山です。移住してきて、まずどこへ行こうかと調べていて見つけました。
この山の売りは展望です。北アルプス、中央アルプス、南アルプス、そして富士山までが一気に眺められます。それと、レンゲツツジの群生地でもあって、6月には一面が朱色に色づくそうです。

名前のとおり、鉢を伏せたような丸い形をしています。稜線に出ると、その姿がよく分かりました。
牛伏寺から登る
登山口は牛伏寺(ごふくじ)の砂防ダムのところです。

12時45分に出発。冬の午後スタートなので、時間には余裕がありません。
途中に史跡の説明板がありました。「牛伏寺堂平」と書かれています。松本市の教育委員会が立てたものです。

もうひとつ、山の神様にも会いました。「大山祇命(おおやまつみのみこと)」と書かれた札が木に掛けられています。山の神に会えるのは光栄なことです。
足元には立派な霜柱が立っていました。

装備が足りませんでした
標高が上がるにつれて、雪が深くなっていきます。
前日にまとまった雪が降っていました。人里でも積もるくらいだったので、山の上は当然それ以上です。山頂付近は完全なスノーハイクの状態でした。
14時32分、鉢伏山荘に到着。

小屋は全部閉まっていました。夏に来れば売店も営業しているはずですが、この時期は無人です。

入山料と駐車料金の看板も、雪をかぶっていました。道路が開いている時期はここまで車で来られるので、そのための案内です。
ここで引き返す判断をしました。GPSの記録では、この日の最高到達点は標高1,837m。山頂は1,929mなので、あと90mほどでした。距離にすればわずかですが、この日の装備では厳しい。冬山は無理をしないのが一番です。

時計を見ると0℃。歩いている間は暖かいのですが、止まると一気に冷えます。
それでも景色は最高でした
山頂には届きませんでしたが、この日いちばんの目的は果たせました。

北アルプスが横一列。槍ヶ岳の尖った頭もはっきり見えました。

そして反対側には、南アルプスと富士山。この2つが一緒に見える場所は、そう多くありません。
大阪にいたころは、こんな景色を日帰りで見に行けるとは思っていませんでした。移住してきて本当に良かった、と思った瞬間です。
行動食は牛乳パン

この日の行動食は牛乳入りパンでした。子どものころによく食べたもので、ほのかな甘さが山でちょうどいい。
長野では牛乳パンがよく売られています。移住してきて、また食べる機会が増えました。
まとめ
- 鉢伏山は松本市と岡谷市の間の1,929mの山
- 北・中央・南アルプスと富士山が一度に見られます
- レンゲツツジの群生地で、6月には一面が朱色になるそうです
- この日は10.1km・のぼり921m・2時間44分。標高1,837m地点(鉢伏山荘)で引き返しました
- 前日の降雪で、山頂付近は完全なスノーハイク状態でした
- 冬に行くなら装備をそろえてから。軽装備だと途中で引き返すことになります
- 冬季は鉢伏山荘も閉まっています
山頂は夏の楽しみに取っておきます。長野の山を、これから楽しんでいきたいと思います。
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