【大阪】山の日バッジを取りに行って、結局いちばん楽しかったのは川

2020年8月10日、若山に登ってきました。

目的は、YAMAPの「山の日バッジ」です。前の年は取り逃がしていたので、今年こそはと思って近場のピークを取りに行きました。

ただ、8月の低山です。暑い。結局この日の主役は、山ではなく川でした。

目次

コースデータ

若山(315m)/大阪府三島郡島本町・高槻市
日付2020年8月10日(月・山の日)
ルート若山〜若山神社
距離5.2km
のぼり/くだり396m/280m
行動時間1時間48分(10:42〜12:30/うち休憩6分)
コース定数10(やさしい)/標準タイム2時間34分
標高20m〜325m(GPSの記録)
天気晴れ
種別トレイルランニング
Download file: withmountain_20200810.gpx

2020年の山の日は、8月10日でした

「山の日は8月11日でしょ」と思った方、正解です。ふだんは8月11日です。

ただ、2020年と2021年だけは違いました。東京オリンピック・パラリンピックの開催に合わせた特別措置で、2020年の山の日は8月10日、2021年は8月8日に移動しています(内閣府「国民の祝日について」)。

山の日の趣旨は「山に親しむ機会を得て、山の恩恵に感謝する」こと。毎週どこかしらの山に行っている身としては、この日はもっと感謝しておくべきだなと思いました。

そしてもうひとつ。YAMAPには「山の日バッジ」があります。2020年のものは、8月10日の0時から23時59分のあいだに山頂ランドマークを通過して、その活動日記を8月31日までに公開設定で保存するのが条件でした(YAMAP INFO blog)。

つまり、この日にどこかのピークを踏まないと手に入りません。前年は取り逃がしていたので、今年は確実に取りに行くことにしました。

選んだのは、いつもの若山

木々の間から見下ろす街並みと、白い雲が浮かぶ真っ青な夏空
抜けるような青とは、このことか

10時42分にスタート。11時19分、見晴らしのいいところで足を止めました。

若山は標高315m、高槻市と島本町にまたがる低山です。展望がよくて、地元のハイカーでにぎわう山。山頂近くの見晴台からは大阪の中心部の方まで見渡せます。山崎の合戦場に近く、古戦場を見下ろす位置にあります(山と溪谷オンライン)。

ちなみにこのあたりのハイキング道は「太閤道」と呼ばれています。名前からして秀吉が通った道だと思いますよね。ところが、秀吉が通ったという根拠や逸話は特に残っていないそうです。同じ出典に書いてありました。

ベンチの上に置かれたザックと、その横に立てかけられたサンダル
サンダル持って、どこ行くの?

ここでザックの中身を見てください。サンダルが挿さっています。

山を走るのにサンダルはいりません。つまり、この時点で山のあとの予定は決まっていたということです。

杉の木に取り付けられた「若山 315.1m」の小さな山名標識
若山、315.1m。いつもありがとう

11時40分、若山の山頂。これでバッジの条件はクリアです。

山頂は杉に囲まれていて、木に「若山 315.1m」の小さな標識が付いているだけです。展望は手前の見晴台のほうがいい。それでも、ここが山頂です。

この山には何度も来ています。近くて、短くて、それでいてちゃんと山。「いつもありがとう」というのは、そういう気持ちです。

緑の木々に囲まれた若山神社の社殿と、石段の両脇に並ぶ石灯籠
若山神社。夏の緑に囲まれていました

12時30分、若山神社に下りてゴール。1時間48分でした。

若山神社は大宝元年(701年)に行基が創建したと伝わる古社で、祭神は素盞嗚命。境内のツブラジイの巨樹42本は、平成14年に大阪府の天然記念物に指定されています。一帯は大阪府自然環境保全地域で、大阪みどりの百選にも選ばれています(大阪ミュージアム)。

この神社には別の季節にも来ていますが、夏はまったく雰囲気が違います。とにかく緑が濃い。

ここからが本番。川へ

木漏れ日が差す遊歩道と、そのすぐ横を流れる浅い渓流
川、川、川

13時2分、川に着きました。

暑さでどうにかなりそうだったので、山を下りたその足で水のあるところへ。ザックのサンダルは、このためです。

GPSの記録は若山神社で終わっているので、この川がどこかは記録に残っていません。若山神社のある島本町を流れているのは水無瀬川で、上流の尺代にはあまご・ニジマスの釣り場があります。この川の伏流水は、名水百選に選ばれた「離宮の水」の水源にもなっているそうです(大阪ミュージアム)。ただ、写真の場所がその水無瀬川かどうかまでは確認できていません。

岩壁に囲まれた渓谷の底にある、エメラルドグリーンの深い淵
神秘的でした

13時22分。これです。

岩に囲まれた奥に、エメラルドグリーンの淵がありました。写真の色をいじってはいません。ほんとうにこの色でした。

透きとおった浅瀬の水底に小さな魚が何匹も泳いでいる
魚もおりました

水が透きとおっていて、底の石まで見えます。よく見ると小さな魚がたくさん泳いでいました。

岩と緑に囲まれた渓流。奥に小さな滝と、倒木が横たわる
じゃぶーん!

あとは、入るだけです。

いい大人が川に飛び込んで騒いでいました。子どもの頃に戻ったみたいで、めちゃくちゃ楽しかったです。走って熱くなった体に、山から下りてきた水が効きました。

川べりの岩の上に置かれたぶっかけうどんの容器。天かすとネギ、温泉卵がのっている
いつもの5倍おいしかった

13時49分、川べりでうどん。

足を水につけたまま食べました。同じうどんでも、場所でこんなに変わるんですね。

山の日に、山と川に感謝する

5.2km、1時間48分。コース定数10の「やさしい」コースです。距離だけ見れば物足りないかもしれません。

でもこの日は、これでよかったと思っています。

8月の低山は、正直しんどいです。標高300mでは涼しくもならないし、湿度も高い。そこを短時間で片づけて、あとの時間を川に使う。真夏の遊び方としては、これがいちばん合っている気がします。

山の恩恵に感謝する日、ということでいえば、あの水がいちばんそれらしい体験でした。山に降った雨が川になって、下りてきた自分を冷やしてくれる。うまくできています。

まとめ

  • 2020年の山の日は、オリンピックの特別措置で8月10日でした(2021年は8月8日)
  • YAMAPの山の日バッジ2020は、8月10日中に山頂ランドマークを通過して、8月31日までに活動日記を公開するのが条件でした
  • 若山は標高315m。高槻市と島本町にまたがる低山で、展望のいい見晴台があります
  • 周辺のハイキング道は「太閤道」ですが、秀吉が通ったという根拠は特に無いそうです
  • 若山神社は大宝元年(701年)に行基が創建したと伝わる古社。ツブラジイの巨樹42本が大阪府の天然記念物
  • 5.2km・のぼり396m・1時間48分。コース定数10の「やさしい」コース
  • 下山後に川で水遊び。8月の低山は、短く登って水で締めるのがちょうどいいと思います
  • サンダルは持っていって正解でした

バッジも取れて、川にも入れて、うどんも食べた。いい山の日でした。

YAMAP記事はコチラ

山の日バッジが欲しいんじゃ! / 山走男さんのポンポン山・釈迦岳・小塩山・若山の活動データ | YAMAP / ヤマップ

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