【大阪】1日で21座。星田園地のピークハントと、閉門15分前の星のブランコ

2020年3月7日、野崎駅から私市駅まで歩いて(半分走って)きました。20.6km、4時間29分。この日踏んだピークは21座です。

目的は星田園地の「星のブランコ」を見ることでした。前から行きたかった吊り橋です。

結論から書くと、着いたのが16時15分、閉門が16時30分でした。危なかったです。

目次

コースデータ

飯盛山(河内飯盛山)ほか計21座/大阪府大東市〜四條畷市〜交野市
日付2020年3月7日(土)
ルートJR野崎駅〜野崎観音〜野崎城址〜飯盛山〜楠公寺〜権現の滝〜むろいけ園地〜飯盛霊園〜ほしだ園地(星田連山ピークハント)〜星田妙見宮〜星のブランコ〜ピトンの小屋〜京阪私市駅
距離20.6km
のぼり/くだり1,210m/1,166m
行動時間4時間29分(12:20〜16:50/休憩10分)
コース定数35(きつい)/標準タイム9時間29分
消費カロリー1,954kcal
天気晴れ
アクセス行き:JR野崎駅/帰り:京阪私市駅
Download file: withmountain_20200307.gpx

標準タイム9時間29分のコースを4時間29分です。走った区間があるとはいえ、かなり急いでいます。理由は後半に書きます。

あと、この日は迷いました。初めての道なのにほぼノープランで走り出したので、案の定ぐるぐる回りました。おじいちゃんに道を聞いたり、YAMAPとにらめっこしたりしています。

野崎観音から登る

野崎観音の石段。両側に石灯籠が並び、上に本堂の屋根が見えている
野崎観音(慈眼寺)。立派です

12時20分にスタート。野崎駅から3分で野崎観音(慈眼寺)です。

大東市の説明によると、約1300年前の天平勝宝年間(749〜757年)に、大仏開眼のために来日した婆羅門僧正が「野崎の地は釈迦が初めて仏法を説いた鹿野苑に似ている」と行基に伝え、それに感動した行基が十一面観音を彫ってこの地に安置したのが始まりとされています。元禄・宝永のころに「のざきまいり」が盛んになって、寺も栄えたそうです(大東市)。

ここから登っていきます。

野崎城址から見下ろす大阪平野。手前に枯れ枝、遠くまで街が広がっている
野崎城址から大阪方面

途中に野崎城址があります。ここでもう大阪平野が一望できます。この日は15度、晴天でした。

飯盛山の楠木正行像と、その隣の胸像

石の台座の上に立つ楠木正行の銅像。鎧姿で、木々を背に南のほうを向いている
楠木正行像。吉野山の方角を向いています

12時55分、飯盛山(河内飯盛山)に到着。標高314.3mです。

山頂には楠木正行の銅像が立っています。1938年(昭和13年)に建てられたもので、吉野山の方角を向いているそうです(Wikipedia「飯盛山(生駒山地)」)。この一帯は正平3年(1348年)の四條畷の戦いの古戦場です。

そのすぐ横に、もうひとつ胸像がありました。田伐兼松という方の像です。説明を読むと、楠木正行の像が第二次世界大戦で損壊したときに、再建に尽力した人だそうです。

1938年に建てられて、戦争で壊れて、誰かが直して、いまここに立っている。像の隣に、直した人の像も立っている。山頂で像を2つ並べて見ると、そういう順番が見えます。

展望台の2階から見下ろす大阪平野。手前に案内板、遠くまで市街地が続いている
山頂の休憩場の2階から。よく見えます

山頂には2階建ての休憩場もあって、2階に上がるとさらに広く見渡せます。この山頂一帯は三好長慶の飯盛城跡でもあるのですが、その話はまた別の記事で書きます。

飯盛山から権現の滝までが良かった

岩壁を落ちる細い滝。まわりは苔むした岩と木立
権現の滝。これは見に行くべきです

楠公寺を過ぎて、13時25分に権現の滝。

飯盛山頂から権現の滝あたりまでのトレイルは、この日いちばん良かった区間です。竹林の緑が鮮やかで、道も歩きやすい。ここだけを目当てに来ても損はないと思います。

舗装路の脇に集まっている数匹の猫。日なたで座っている
むろいけ園地の猫。たくさんいました

13時59分、むろいけ園地の室池。猫がたくさんいました。

ここで少しつまずきました。出たかった道が立入禁止になっていて、遠回りをすることになりました。園内の案内図にも、現在地からのびる細い道が通行止めだと書いてありました。下調べをしていれば避けられたロスです。

ここからがメインイベント、ピークハント祭り

「ほしだ園地(星のブランコ)約60分」と書かれた案内板。奥に林の入口が見える
飯盛霊園から星田園地に入ります

14時27分、飯盛霊園。ここから星田園地に入ります。

ここからが本日のメインイベントです。

木の枝に取り付けられた小さな山名板。「飯盛小山」と書かれている
1座目、飯盛小山

14時43分、飯盛小山。そこから先はこうなりました。

  • 14:43 飯盛小山
  • 14:45 地蔵ヶ谷山
  • 14:47 木根山
  • 14:48 踏割石山
  • 14:49 羽伏山
  • 14:53 東小松山
  • 14:55 南大谷山
  • 14:56 大谷山
  • 15:02 弁財天山
  • 15:05 馬木嶺
  • 15:08 地蔵谷山
  • 15:10 南宗円山
  • 15:18 宗円山
  • 15:19 抜谷嶺
  • 15:22 石橋山
  • 15:29 奄山
  • 15:35 妙見山
  • 15:57 鴻ノ巣山
  • 16:05 南谷山
  • 16:29 馬が嶺

飯盛小山から馬が嶺まで、1時間48分で20座。朝に登った飯盛山を足して、この日は21座になりました。

木の幹に取り付けられた「馬木の嶺」の山名板。手作りの木製で、周囲は落葉した林
馬木の嶺。手作りの山名板が続きます

10分おきにピークが来ます。星田園地、お得すぎます。

ただし注意点があります。私が通ったルートはかなり道が細くて、枝をかき分けて進むような場所もありました。正規のルートから外れたところも何か所かあったはずです。このログをそのままなぞるのはおすすめしません。星田連山を回る場合は、ちゃんとしたルート情報を用意してから行ってください。

星が3か所に降った、という場所

石の鳥居と「星田妙見宮」と刻まれた社標。生垣に挟まれた参道が奥へ続いている
星田妙見宮

15時34分、星田妙見宮の前を通りました。

ここの由緒がすごいです。

平安時代の弘仁年間(810〜824年)、弘法大師が交野に来たときに獅子窟寺の獅子の窟に入って佛眼仏母尊の秘法を唱えると、天から七曜の星(北斗七星)が降り、3か所に分かれて地上に落ちたとされています。その3か所が、星田傍示川沿いの高岡山東の「星の森」、星田乾にある降星山光林寺の境内、そして星田妙見宮です。弘法大師はこの地に赴いて「三光清岩正身の妙見」と称し、お祀りしたと伝わります(星田妙見宮)。

岩の上に置かれた「妙見山」の小さな山名板。まわりは岩と落ち葉
妙見山。この日17座目です

15時35分、妙見山。

交野が「星のまち」と呼ばれるのは、この降星伝説と、七夕伝説と、北斗七星を祀る星田妙見宮があるからです。この先に向かう吊り橋の名前も、そこから来ています。

16時15分着、閉門16時30分

谷を渡る長い吊り橋。左右に主塔が立ち、下は一面の森
星のブランコ。壮大です

16時13分、星のブランコが見えました。

正式には「交野吊橋『星のブランコ』」といいます。橋長280m、主塔と主塔の間が200m、最大地上高50m(大阪府)。1997年(平成9年)にほしだ園地の整備の一環として設けられたもので、木床版の人道吊橋としては国内最大級です。名前は、星にちなんだ伝承が多い「星のまち交野」のシンボルとして付けられました(Wikipedia「星のブランコ」)。

「吊橋(星のブランコ)利用時間 9時15分〜16時30分まで *駐車場は17時に閉門致します」と書かれた看板。奥に吊り橋
この看板を見て、血の気が引きました

橋の手前に看板がありました。

「吊橋(星のブランコ)利用時間 9時15分〜16時30分まで」

時計を見たら16時15分でした。15分前です。

ラッキーとしか言いようがありません。ピークハントで欲を出して星田連山を全部回っていたら、間違いなく間に合っていませんでした。やはり下調べは大事です。反省します。

ちなみに、看板には駐車場が17時に閉門するとも書いてありました。車で来る方は要注意です。

渡ってから、ロッククライミング場とピトンの小屋を通って私市駅へ。16時50分、明るいうちに下りられました。

レースが中止になった人への、10%OFF

ベンチに置かれた派手な柄のランニングキャップ
気分が上がる帽子を買いました

私市駅前のトレラン用品店でキャップを買いました。派手な柄です。気分が上がります。

そこで店員さんに聞いたのですが、この時期、コロナの影響でマラソンやトレイルランのレースが中止になった人に、証明できるメールなどがあれば旧作を割引するという取り組みをされていました。

私も第40回丹波篠山ABCマラソンが中止になっていました。2020年3月1日に開催予定だった大会で、2月20日の臨時実行委員会で中止が決まっています(Wikipedia「丹波篠山ABCマラソン大会」)。この山行の6日前です。

大会が中止になって、行き場のなくなったランナーがいて、それに向けてお店が何かをする。2020年3月は、そういうことがあちこちで起きていた時期でした。

21座と、15分

20.6kmで21座。ピークハント祭りは楽しかったです。10分おきに山名板が出てくる山域は、そうありません。

ただ、この日いちばん記憶に残っているのは「16時15分」という時刻です。あと15分遅かったら、目的だった橋を渡れずに帰っていました。距離も標高も自分で管理できますが、閉門時間は調べておかないと分かりません。

次は星田連山を全部回ります。今度はちゃんと下調べをしてから行きます。

まとめ

  • 2020年3月7日、JR野崎駅から京阪私市駅まで20.6km・4時間29分。踏んだピークは21座
  • 星田園地は10分おきにピークが来ます。飯盛小山から馬が嶺まで1時間48分で20座でした
  • ただし私のルートは細い道や枝をかき分ける場所を含みます。そのままなぞるのはおすすめしません
  • 星のブランコは橋長280m、最大地上高50m。1997年完成で、木床版の人道吊橋としては国内最大級です
  • 2020年3月時点の吊橋の利用時間は9時15分〜16時30分。駐車場は17時閉門でした。行く前に必ず現在の時間を確認してください
  • 星田妙見宮は、弘仁年間に七曜の星が3か所に降ったという伝説の地のひとつです
  • 飯盛山頂の楠木正行像(1938年建立)の隣に、戦争で損壊した像の再建に尽力した田伐兼松の胸像が立っています

YAMAP記事はコチラ

飯盛山からピークハントしつつ星田園地の星のブランコを見たい! / 山走男さんの交野山・国見山の活動データ | YAMAP / ヤマップ

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次