【大阪】大阪環状線を走って天保山へ。標高4.53m、いまは日本一ではありません

2020年1月25日、大阪環状線に沿って走ってきました。森ノ宮駅から時計回りに、駅を1つずつ見ながら進んで、途中で天保山に寄り道。18.6km、3時間53分です。

のぼりの合計は29mでした。山の記事としては、たぶん過去最少です。

目次

コースデータ

天保山(4.53m)
場所大阪市(中央区・天王寺区・浪速区・西成区・大正区・港区)
日付2020年1月25日(土)
ルートJR森ノ宮駅〜玉造〜鶴橋〜桃谷〜寺田町〜天王寺〜新今宮〜今宮〜芦原橋〜大正〜天保山〜弁天町
距離18.6km
のぼり/くだり29m/31m
行動時間3時間53分(10:24〜14:17/休憩26分)
コース定数15(ふつう)/標準タイム5時間41分
消費カロリー882kcal
天気曇り
人数2人
種別ランニング
Download file: withmountain_20200125.gpx

森ノ宮から、駅をたどって走ります

JR森ノ宮駅の駅ビル入口。「森ノ宮駅 MORINOMIYA STATION」の看板が横長に掲げられている
森ノ宮駅からスタート

10時24分、JR森ノ宮駅からスタート。

大阪環状線は全長20.7km、駅数は19です。1961年4月25日に全線が開通しました。環状運転をしているので「上り・下り」という概念がなく、「外回り・内回り」という呼び方をします(Wikipedia「大阪環状線」)。

この日は駅に着くたびに駅名標を撮りました。並べると、こうなります。

  • 森ノ宮
  • 玉造
  • 鶴橋
  • 桃谷
  • 寺田町
  • 天王寺
  • 新今宮
  • 今宮
  • 芦原橋
  • 大正
  • 弁天町
JR鶴橋駅の壁に付いた青い駅名標。「鶴橋駅 つるはし Tsuruhashi」と書かれ、下に駐輪禁止の貼り紙がある
鶴橋駅

駅名標は、駅ごとに付いている場所も大きさも違います。壁に直接付いているところもあれば、ガード下に大きく出ているところもあります。走っていると、それを探すのが目的みたいになってきます。

JR天王寺駅の公園口。ガラス張りの駅舎に「天王寺駅」の看板が掲げられ、人が歩いている
天王寺駅。11時12分でした

11時12分、天王寺駅。ここで一度休憩を入れました。

ベージュの壁面に付いたJR今宮駅の駅名標。「今宮 いまみや Imamiya」と書かれている
今宮駅
レンガ色の壁の芦原橋駅の駅舎。上部に「芦原橋駅」と大きく書かれ、うろこ雲が広がる空が見える
芦原橋駅。空がうろこ雲でした

この日はずっと曇りでしたが、うろこ雲がきれいに出ていました。空を撮る余裕があるのが、低いところを走るランの良いところです。

道路をまたぐ鉄骨のアーチ橋。歩道が付いていて、車が走っている。空にはうろこ雲
途中で渡ったアーチ橋

大阪の西のほうは川と運河が多いので、橋をよく渡ります。

京セラドーム大阪の外観。銀色の丸い屋根が空に向かって膨らんでいる
京セラドーム大阪
JR大正駅の入口。白い柱の間に「大正駅 たいしょう Taisho」の駅名標が付いている
大正駅。ここから天保山へ向かいます

天保山に登頂しました

13時17分、天保山に到着。登頂です。

公園の植え込みの中に立つ古びた木の標柱。「天保山々頂」と彫られている。奥に高架が見える
「天保山々頂」の標柱

公園の植え込みの中に、木の標柱が立っています。「天保山々頂」。

緑色の山の形をしたキャラクター看板。「日本一低い山」のたすきをかけ、下に「大阪・天保山 山頂 / 4.53m」と書かれている。左手前に三角点の説明板
「大阪・天保山 山頂 / 4.53m」

横に看板があります。緑の山の形をしたキャラクターが「日本一低い山」のたすきをかけていて、その下に「大阪・天保山 山頂 / 4.53m」。

手前には国土地理院の説明板が立っていました。書き写します。

二等三角点 天保山(てんぽうざん)
北緯 34度39分29秒
東経 135度25分58秒
標高 4.53メートル
設置年 1911年(明治44年)

ここに設置されている標石は「三角点」です。
「三角点」は、地球上の位置(緯度・経度・標高)が高い精度で求められており、地図作りやいろいろな測量を行うための基準となるとても重要なものです。
三角点を大切にしましょう。
2017年6月3日
国土交通省国土地理院近畿地方測量部
(一社)大阪府測量設計業協会
6月3日は「測量の日」

4.53mの山に、明治44年から二等三角点が置かれています。

じつは、いまは日本一ではありません

看板には「日本一低い山」とありますが、いまは違います。

順に書きます(Wikipedia「天保山」)。

  • 1831年(天保2年)から約2年間、安治川で「天保の大川浚(おおかわざらえ)」と呼ばれる浚渫工事が行われました
  • 浚えた土砂を安治川の河口に積み上げてできた築山が天保山です。当初は十間(約20m)ほどの高さがありました
  • 1993年(平成5年)の地形図から山名が消されました。地元からの要望で、1996年(平成8年)7月1日に再掲載されています
  • 1993年以降の標高は4.53mです
  • 2014年4月9日、宮城県仙台市の日和山が東日本大震災以前より低い3mの標高で再認定され、天保山は2番目に低い山になりました

もともと20mあった人工の山が、削れて4.53mになり、一度は地図から消え、住民の声で戻ってきた。そのうえで日本一の座を譲った。短い説明のわりに、起伏のある話です。山の高さのわりに、という言い方もできます。

ついでに書いておくと、堺市の大浜公園にある蘇鉄山(標高6.97m)は、一等三角点のある山としては日本一低い山とされています(Wikipedia「蘇鉄山」)。大阪には低い山が揃っています。

葉の落ちた木々の間から見える大きな観覧車。曇り空を背景に赤い骨組みが立っている
天保山大観覧車。山より圧倒的に高いです

山頂から観覧車が見えます。天保山大観覧車です。山より観覧車のほうが圧倒的に高い。これも天保山の見どころだと思います。

弁天町で終了しました

八幡屋公園の広い階段と、その先に建つ大きなドーム状の屋根の体育施設。緑の街灯が並ぶ
八幡屋公園。弁天町の手前です

天保山から弁天町へ向かいます。途中に八幡屋公園がありました。

Osaka Metro弁天町駅の2番出入口。壁に「弁天町駅 Bentencho Station」の看板が付いている
弁天町駅。ここで終了です

14時17分、弁天町でゴール。

ここで環状線一周をあきらめました。残りは弁天町から西九条、野田、福島、大阪、天満、桜ノ宮、京橋を回って森ノ宮に戻るぶん。半分弱です。

もう疲れてしまったので、串カツを食べて解散しました。

こんな日もあっていいことにします

のぼり29m、標高4.53mの山に登頂、一周するはずが半分でやめて串カツ。

だらだらした日ですが、駅名標を11個撮って、天保山の成り立ちを知って、観覧車を見上げました。山に登らない日でも、外に出れば何かは手に入ります。

次はもっと高い山に行きます。

まとめ

  • 2020年1月25日、JR森ノ宮駅から大阪環状線を時計回りに走り、天保山を経て弁天町まで18.6km、3時間53分、のぼり29m
  • 大阪環状線は全長20.7km、19駅。1961年4月25日全通。上り下りではなく「外回り・内回り」と呼びます
  • 天保山は1831年(天保2年)からの安治川の浚渫工事で出た土砂を積み上げた人工の山。当初は約20mありました
  • 1993年の地形図から山名が消え、1996年7月1日に再掲載。現在の標高は4.53m
  • 山頂の二等三角点は1911年(明治44年)設置
  • 2014年4月9日に仙台市の日和山が3mで再認定され、天保山は2番目に低い山になりました
  • 一等三角点のある山としては、堺市の蘇鉄山(6.97m)が日本一低い山です

YAMAP記事はコチラ

大阪市・天保山-2020-01-25 / 山走男さんの天保山の活動データ | YAMAP / ヤマップ

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