2021年5月30日、六甲全山縦走路を須磨から摩耶山まで歩いてきました。22.1km、のぼり2,161m、8時間27分です。
全山縦走路は須磨浦公園から宝塚まで公称56km(神戸市)。その西半分だけを歩いたので「半縦走」です。
梅雨の合間の快晴でした。ただ、アップダウンがきつくて、コロナで鈍った体には十分すぎる内容でした。
コースデータ
| 山 | 鉄拐山・高倉山・栂尾山・横尾山・東山・高取山・菊水山・鍋蓋山・摩耶山/兵庫県神戸市 |
| 日付 | 2021年5月30日(日) |
| ルート | 須磨駅〜鉄拐山〜栂尾山〜横尾山(馬の背)〜東山〜高取山〜鵯越駅〜菊水山〜鍋蓋山〜大龍寺〜摩耶山・掬星台 |
| 距離 | 22.1km |
| のぼり/くだり | 2,161m/1,485m |
| 行動時間 | 8時間27分(7:13〜15:37) |
| コース定数 | 50(きつい)/標準タイム12時間29分 |
| 標高 | 25m〜701m(GPSの記録) |
| 天気 | 晴れ |
| 同行者 | 家族と |
標準タイム12時間29分を8時間27分。走れるところは走っています。
須磨駅から、いきなり登る

7時13分、須磨駅からスタート。標高はほぼ0mです。
7時44分に鉄拐山(てっかいさん)、7時53分に高倉山。30分ちょっとで2つ目のピークです。六甲の縦走路は、山と山の間隔が短い。
心を削る階段

高倉台の住宅地を抜けると、これが待っています。
栂尾山(とがおさん)への階段は約400段あります(六甲山ポータルサイト)。
まっすぐ上に伸びていて、終わりが見えません。傾斜を分散させる気がまったくない造りです。心を削られます。
8時13分、栂尾山に到着。山頂には木の展望デッキがあります。

登った分の景色はあります。街と海が一度に見えるのが、六甲のいいところです。
馬の背は、六甲らしくない
8時29分、横尾山。標高312.0mで、須磨アルプスの最高峰です(六甲山ポータルサイト)。
その先に「馬の背」があります。

六甲山は花崗岩でできていて、ここは風化した花崗岩がむき出しになった痩せ尾根です。幅が狭いところもあるので慎重に。雨の日は滑るので初心者は避けたほうがいいとされています(六甲山ポータルサイト)。
標高300mちょっとの低山に、こんな岩稜があります。ここだけ別の山域に来たようです。
ここで会ったおじさんに、5年ほど前にイチローがこの場所でCMを撮ったと教わりました。本当かどうかは確かめていませんが、そう言いたくなる場所ではあります。
給水ポイントがあるのが、六甲のいいところ
8時49分に東山、9時53分に高取山西峰、10時01分に高取山。

六甲の縦走路の良さは、ところどころに自販機があることだと思います。異論は認めます。
22kmを歩くのに、水を全部背負わなくていい。これは大きい。街に近い山ならではです。

茶屋の周りには猫がたくさんいました。子猫が転げ回っていて、しばらく見てしまいます。
10時55分に鵯越駅(ひよどりごええき)。ここでいったん街に下ります。縦走路が駅を通るのも六甲の特徴です。
菊水山と鍋蓋山
11時27分に石井ダム登山口。ここから菊水山への登り返しです。

11時56分、菊水山に到着。大きな電波塔が立っているので遠くからでも分かります。ここは全山縦走大会のチェックポイントにもなっています(神戸市)。
18分休んで下り、天王吊橋を渡って、13時00分に鍋蓋山。13時21分に大龍寺を通過しました。
この頃には脚が残っていません。菊水山と鍋蓋山の登り返しが効きました。
摩耶山・掬星台でギブアップ
15時20分、摩耶山に到着。大龍寺から2時間近くかかっています。

15時28分に掬星台。標高690mです。
ここでギブアップしました。全山縦走ならこの先まだ半分あります。宝塚までは無理でした。

それでも、この眺めです。神戸の街と海が全部見えます。朝スタートした須磨も、この景色の中にあります。
各所から神戸の街並みと海を見られたのが、この日いちばん楽しかったところです。
下りはまやビューライン

下りはまやビューラインを使いました。掬星台からロープウェーとケーブルカーを乗り継いで下ります。
ケーブルカーの車両には「ゆめあじさい」という名前がついていて、アジサイの絵が描かれています。5月末で、そういえば梅雨でした。日差しが強かったので、すっかり忘れていました。
空中散歩も気持ちよかったです。歩いた分の景色を、もう一度上から見られます。
まとめ
- 須磨駅から摩耶山・掬星台まで22.1km・のぼり2,161m・8時間27分。コース定数50の「きつい」コースです
- 六甲全山縦走路は須磨浦公園から宝塚まで公称56km。この日はその西半分です
- 栂尾山への階段は約400段。まっすぐ上に伸びていて終わりが見えません
- 横尾山(312.0m)は須磨アルプスの最高峰。その先の「馬の背」は風化した花崗岩の痩せ尾根です
- 縦走路のところどころに自販機があります。水を全部背負わなくていいのは大きい
- 茶屋のまわりには猫がたくさんいました
- 菊水山と鍋蓋山の登り返しが後半に効きます
- 掬星台(690m)でギブアップ。下りはまやビューラインを使いました
全山縦走を軽々こなせるだけの体力を、いつか取り戻したい。そう思いながら下りました。
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