【大阪】若山神社から登る若山。701年創建、1807年の本殿、樹齢200年のシイ林

2020年3月1日、島本駅から若山を越えて高槻へ抜けてきました。8.8km、1時間59分のトレイルランです。

若山はこのブログで何度も出てくる山です。ただ、今回は今までと入り方が違いました。若山神社から登っています。

この神社が、調べてみたらなかなかのものでした。

目次

コースデータ

若山(315m)/大阪府三島郡島本町〜高槻市
日付2020年3月1日(日)
ルートJR島本駅〜若山神社〜太閤道〜若山〜金龍寺跡〜太閤道コース登山口〜磐手橋バス停
距離8.8km
のぼり/くだり411m/409m
行動時間1時間59分(9:44〜11:44/休憩14分)
コース定数13(ふつう)/標準タイム3時間44分
消費カロリー741kcal
天気曇りのち晴れ
種別トレイルランニング
Download file: withmountain_20200301.gpx

標準タイム3時間44分のコースを1時間59分です。走った日の記録なので、歩く場合はコースタイムどおりに見てください。

島本駅からスタート

JR島本駅のホーム。屋根の下から線路と山の斜面が見えている
島本駅から出発です

この日は高槻駅近くの安満遺跡公園のランニングステーションに荷物を置いて、電車で島本駅まで移動してからスタートしました。9時44分です。

前日から夜にかけて雨が降っていたので、トレイルはずるずるでした。濡れた山を走るのはスリルがあって、これはこれで面白いです。

若山神社は701年創建と伝わります

石垣の上に濃い緑の木がこんもりと茂っている。手前に「若山神社」と書かれた看板
若山神社。上の木がツブラジイです

10時2分、若山神社に到着。

社伝によると、701年(大宝元年)に行基が文武天皇の勅命を受けて勧請したと伝わります。祭神は素戔嗚尊。島本町の東南部、若山の中腹にあって、大阪府北部から京都府南部までを広く見渡せる場所です(Wikipedia「若山神社」島本町)。

ここでまた行基が出てきました。生駒の権現の滝でも、大東の野崎観音でも名前を見ています。奈良時代の僧なのですが、関西の山を歩いていると本当によく出会います。

この神社、2つ文化財を持っています。

ひとつは本殿。文化4年(1807年)建立の三間社流造で、正面の柱の間隔が均等ではなく、中央が広くて、その前面に唐破風が付いています。手前に大きく突き出した「向唐破風」を備えていて、これは大阪府内の神社では非常に珍しい様式だそうです。平成30年3月27日に国の登録有形文化財に登録されました島本町)。

もうひとつは社叢林です。樹齢200年前後のツブラジイ林で、大阪みどりの百選大阪府指定天然記念物(平成14年1月29日指定)に選ばれています(Wikipedia「若山神社」)。

若山神社の社殿と赤い幟。手前に「太閤道ハイキングコース 入口」の看板が立っている
ここが太閤道ハイキングコースの入口です

本日の無事を祈って、ここからトレイルに入ります。境内に「太閤道ハイキングコース 入口」の看板が立っています。

ご一緒していただきました

杉林の中の登り坂を走っていく2人の後ろ姿。奥に赤い鳥居が見える
ご一緒していただいた方。ありがとうございました

登り始めのところで、走っている方とご一緒することになりました。

山でこういうことがあるのは、いいものです。初対面でも、同じ方向に同じペースで走っていれば自然と並びます。ありがとうございました。

まっすぐな杉が並ぶ林の中の道。落ち葉に覆われた道が奥へ続いている
本日の良い道

このルートはYAMAPの地図に載っていない区間を含んでいましたが、道はしっかりしていて、地元の方もたくさん歩いていました。良いルートです。

鹿が3匹、上へ駆けていきました

若山山頂付近から見下ろす高槻方面。送電線が空を横切り、遠くまで街が広がっている
若山山頂付近から高槻方面。なんとか晴れました

10時52分、若山。曇っていた空が、このあたりでなんとか晴れてくれました。

下り道で、藪ががさごそと鳴りました。見たら鹿が3匹、颯爽と上のほうへ駆けていきました。なんだか得した気分です。

山道の途中に立つ朱塗りの鳥居。奥に竹林と土の道が続いている
金龍寺跡付近の鳥居

金龍寺跡の付近を通ります。ここには790年創建の寺があって、1983年にハイカーの火の不始末で焼けました。その話は別の記事で書いています。座禅石も途中にあります。

11時44分、磐手橋のほうに下りてゴール。8.8kmでした。

ランステが、翌日から2週間休みになりました

この日、荷物を置かせてもらった安満遺跡公園のランニングステーションが、翌日3月2日から3月15日まで臨時休業することになっていました。新型コロナウイルスの影響です。

ちなみに安満遺跡公園は、その名のとおり安満遺跡の上にあります。弥生時代の環濠集落跡を含む総面積約72万平方メートルの集落遺跡で、約2500年前に稲作技術を持ち込んだ人たちが営んだ、近畿地方における水稲農業の重要な拠点集落です。1928年に京都帝国大学農学部附属農場を建てるときに大量の土器や石器が出土して見つかりました。遺跡全体は東西1.5km×南北0.6kmの範囲に広がり、およそ800年間にわたって続いています(高槻市)。

2500年前の集落の上に公園ができて、そこにランナーが荷物を置く場所ができて、2020年3月に2週間閉まる。並べて書くと変な感じがします。

コンクリートの上で横になって伸びをしている猫。奥はタイル張りの壁
のびーん

下山後はビールを飲みました。猫も伸びていました。幸せです。

同じ山でも、入口を変えると別の山になります

若山には何度も登っています。金龍寺跡から入ったこともあれば、高槻市立公園墓地から入ったこともあります。

今回は島本側の若山神社から入りました。そうしたら、701年創建の神社と、1807年の本殿と、樹齢200年のツブラジイ林が出てきました。同じ315mの山なのに、登り口を変えるだけで見えるものが変わります。

近所の山ほど、入口を変えてみる価値があると思います。

まとめ

  • 2020年3月1日、JR島本駅から若山を越えて磐手橋へ。8.8km、1時間59分のトレイルラン
  • 若山神社は701年(大宝元年)に行基が文武天皇の勅命で勧請したと伝わります。祭神は素戔嗚尊
  • 本殿は文化4年(1807年)建立の三間社流造。向唐破風は大阪府内では珍しく、平成30年3月27日に国登録有形文化財に登録されました
  • 社叢林は樹齢200年前後のツブラジイ林で、大阪みどりの百選と大阪府指定天然記念物です
  • 下りで鹿を3匹見ました
  • 安満遺跡公園のランニングステーションは、翌日3月2日から15日までコロナで臨時休業になりました

YAMAP記事はコチラ

若山神社・若山・金龍寺跡 / 山走男さんの若山の活動データ | YAMAP / ヤマップ

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