【奈良・三重】三峰山|霧氷で有名な山に、10月に登ってきました

2019年10月6日、奈良県と三重県の境にある三峰山(みうねやま/1,235m)に登りました。奈良県側のみつえ青少年旅行村から新道コースで登り、山頂を踏んで八丁平をまわり、別ルートで下りてくる周回です。友人と数人で歩いた、のんびりしたハイキングでした。

目次

コースデータ

日付2019年10月6日(日)
山名三峰山(みうねやま)1,235m
エリア奈良県宇陀郡御杖村/三重県松阪市
距離9.8km
合計時間4時間23分(うち休憩1時間8分)
のぼり/くだり754m/743m
コース定数19(ふつう)
種別ハイキング

登山口の標高が約560m、山頂が1,235m。標高差は700mを切るくらいで、距離も10km足らずです。朝ゆっくり出ても昼過ぎには下りてこられる山でした。

Download file: withmountain_20191006.gpx

三峰山は、国定公園の主峰です

三峰山は、奈良県と三重県にまたがる室生赤目青山国定公園の主峰です。この公園は1970年(昭和45年)12月28日に指定されたもので、高見山や倶留尊山、大洞山なども含まれています。その中でいちばん高いのが三峰山(1,235.6m)です。

「日本三百名山」にも入っています。ただ、関西でこの山の名前が出るのは、たいてい冬です。御杖村観光協会によると、1月から2月にかけて霧氷まつりが開かれ、霧氷を見に来る人でにぎわうそうです。5月中旬から下旬には八丁平でシロヤシオ(白つつじ)が咲きます。

つまり10月は、霧氷でもツツジでもない、いわば端境期です。人は少なめでした。

みつえ青少年旅行村から歩き始めます

登山口はみつえ青少年旅行村です。キャンプ場とプールがある施設で、駐車場とトイレもここにあります。三峰山の主な登山コース(不動滝ルート・登尾ルート・新道ルート)は、どれもここが起点です。

みつえ青少年旅行村のキャンプ場とプール、奥に三峰山の稜線
みつえ青少年旅行村。プールとキャンプ場があります

スタートは9時ちょうど。まず登山者用の駐車場に車を停め、そこから旅行村を抜けて、集落沿いの舗装路をしばらく歩きます。

集落の舗装路を歩く3人のハイカー、両側は杉林の斜面
まずは集落の道を歩きます

新道コースの登山口に着いたのが10時1分。歩き始めてから1時間、まだ土の道に入っていません。新道コースは3本の中でいちばん長く、御杖村観光協会の案内でも片道約2時間30分となっています。

新道コースは、なだらかで長い

まっすぐ立つ杉の人工林、光が差し込む登山道
杉林の中を登っていきます

しばらくは杉の人工林です。展望はありませんが、傾斜はきつくありません。「雑木林の中を行くなだらかな道」と紹介されているとおりでした。

10時34分、新道峠に出ました。ここに古い木の道標が立っています。

新道峠の木製道標。「三峰山 山頂 2,000m」「みつえ青少年旅行村」「高見山」と書かれている
新道峠の道標。山頂まであと2,000m

「三峰山 山頂 2,000m」。あと2kmです。反対側は高見山方面。ここから稜線を東へたどります。

11時11分、三畝峠(みうねとうげ)に到着。不動滝ルート・登尾ルートと合流する地点です。

三畝峠の道標。「新道ルート みつえ青少年旅行村へ」「山小屋・不動滝ルート みつえ青少年旅行村へ」と書かれている
三畝峠。ここで登山道が合流します

山頂は1,235m、標柱がひとつ

三畝峠から6分。11時19分、三峰山の山頂に着きました。

三峰山の山頂標柱。「三峰山頂 標高1,235m」と赤い文字で書かれた木の標識
三峰山頂。標高1,235m

山頂は木に囲まれた広場のようになっていて、標柱がひとつ立っています。北側は木が切れていて、山並みが見えました。

三峰山山頂から北側の展望。曇り空の下に幾重にも重なる山並み
山頂からの展望。この日は曇りでした

この日は曇りで、遠くまでは見えませんでした。それでも、重なった山並みがずっと奥まで続いているのは分かります。

八丁平が、この山のいちばんいいところ

山頂から南へ1分ほど下ると、八丁平です。ここが三峰山の一番の見どころだと思います。

八丁平の笹原を下る2人のハイカー。奥に緑の丘と山並み
山頂から八丁平へ下ります

山頂の南側斜面が、木のない広い草原になっています。5月にはここでシロヤシオが咲きます。10月は一面が枯れかけた草で、それはそれで気持ちのいい場所でした。

八丁平の草原の向こうに広がる山並みと雲の多い空
八丁平。南側がすっかり開けています

正面は南向きで、台高の山々の方角がずっと見渡せます。ここでお昼にしている人が何組かいました。山頂よりも、こちらのほうが長居したくなる場所です。

草の中に、赤い実がありました

枯草の中に立つマムシグサの果実。赤とオレンジと緑の粒が円柱状に密集している
マムシグサの実。トウモロコシのような形です

八丁平から下る途中、枯草の中にこれが立っていました。マムシグサの仲間(テンナンショウ属)の実です。秋になると赤く熟して、こういうトウモロコシのような形になります。

見た目はおいしそうですが、マムシグサは全草に毒があります。シュウ酸カルシウムの針状結晶などが含まれていて、誤って食べると口の中からのどまで激しく痛み、下痢や嘔吐を起こします。触った汁で炎症を起こすこともあるそうです。見るだけにしておくのが正解です。

下りは山小屋を通って

12時7分に三畝峠まで戻り、そこからは登りとは違うルートで下りました。

赤い屋根の木造の山小屋。青空と白い雲を背景に草地に建っている
途中の山小屋。中で休憩できます

下りの途中に、赤い屋根の山小屋があります。天気は下るにつれてよくなって、朝の曇り空が嘘のような青空になりました。

沢にかかる木の橋と道標。「三峰山頂(不動滝ルート)」「不動滝」「みつえ青少年旅行村」と書かれている
不動滝ルートとの分岐。ここまで下りればあと少し

13時16分、沢に架かる木橋のところまで下りてきました。ここが不動滝ルートとの分岐です。道標には「三峰山頂(不動滝ルート)」「不動滝」と書かれています。落差21mの不動滝は、この先を登った所にあります。今回は寄っていません。

13時23分、ゴール。合計4時間23分でした。

まとめ

三峰山は、冬の霧氷で名前が知られている山です。でも、10月に登ってもよかったです。八丁平の草原は季節を選びません。

距離9.8km、のぼり754m。登山口までのアプローチが長いのが少しネックですが、山の中の道自体は歩きやすく、コース定数も19(ふつう)です。3本のルートを組み合わせれば周回もできます。

次は霧氷の時期に来てみたい山です。

YAMAP記事はコチラ

三峰山(三重県・奈良県)・学能堂山-2019-10-06 / 山走男さんの三峰山の活動データ | YAMAP / ヤマップ

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