2019年3月9日、会社の先輩とダイヤモンドトレールを歩きました。二上山駅から歩き始めて、竹内峠、平石峠、岩橋山、岩橋峠を通って大和葛城山へ。下りは葛城登山口駅までです。
ひとつお断りを。この日はYAMAPの計測を始めるのを忘れていて、最初の3kmくらいの記録がありません。下のデータと地図は、途中からのものです。
コースデータ(記録した区間のみ)
| 日付 | 2019年3月9日(土) |
| 実際のコース | 二上山駅〜竹内峠〜平石峠〜岩橋山〜岩橋峠〜大和葛城山〜葛城登山口駅 |
| エリア | 大阪府/奈良県(金剛山地) |
| 距離 | 11.5km(+計測していない約3km) |
| 合計時間 | 4時間0分(うち休憩44分) |
| のぼり/くだり | 1,039m/1,064m |
| コース定数 | 25(きつい) |
| 種別 | 登山 |
記録に残った11.5kmだけでのぼり1,039m。実際は3km分多いので、全体ではもう少しあります。コース定数25は「きつい」の区分です。
ダイヤモンドトレールを歩きます
ダイヤモンドトレール、略して「ダイトレ」。全長約45kmの長距離自然歩道です。奈良県香芝市の屯鶴峯から始まって、二上山、岩橋山、大和葛城山、金剛山、岩湧山を通り、和泉市の槇尾山まで続いています。
整備したのは大阪府で1970年。名前が付いたのは1972年(昭和47年)で、金剛山の「金剛」=金剛石=ダイヤモンドから取ったものだそうです。
この道のいいところは、要所要所にこの石標が置いてあることです。

御影石に地名と距離が彫ってあります。道標としても分かりやすいし、「あとこれだけか」と目安になります。地面に平置きなので、うっかり踏みそうになりますが。
平石峠に、経塚があります
11時8分、平石峠の手前で経塚を通りました。「第二十四経塚 平石峠 妙音菩薩品」です。
これは葛城二十八宿のひとつです。役小角(役行者)が法華経八巻二十八品を埋めたとされる28か所の経塚が、和泉山脈から金剛山地にかけて点在しています。今も修験道の行場です。
この第二十四番は大阪府南河内郡河南町平石にあって、石積みの上に役行者と不動明王を刻んだ石仏が2体祀られています。2020年には日本遺産「葛城修験 〜里人とともに守り伝える修験道はじまりの地〜」の構成文化財になりました。和歌山・大阪・奈良にまたがる93の文化財がまとめて認定されています。
岩橋山と、役行者の伝説

平石峠から岩橋山までは階段の登りです。整備はされていますが、段差が続くのでそれなりにこたえます。

岩橋山は標高658.8m。大阪府河南町と奈良県葛城市の境にあります。
この山の名前には由来があります。役行者が吉野の金峰山と葛城山を岩の橋でつなごうとして、神々を集めて工事をさせたという話です。ところが一言主神がこれを拒んだ。怒った役行者は一言主神を葛の蔓で7周も縛って谷底に放置してしまいます。恨んだ一言主神は「役行者は世を乱そうとしている」と朝廷に讒言し、役行者は699年に伊豆大島へ流されました。
その中断した橋の名残が、山中にある「久米の岩橋」だとされています。今回は寄っていませんが、登山道から少し入った所にあります。
岩橋峠で、ねこまんま

11時50分、岩橋峠でお昼にしました。37分の大休止です。
この日のメニューはカップラーメンとおにぎり。ラーメンを食べたあとの汁におにぎりを入れて、ねこまんまにしました。これが最高でした。
3月上旬なので、まだ十分寒い時期です。じっとしていると冷えるので、温かいものが体にしみます。
大和葛城山、959m
岩橋峠から富高山を経て、13時41分に葛城高原キャンプ場。13時42分に大和葛城山の山頂に着きました。

大和葛城山は標高959.2m。奈良県御所市と大阪府千早赤阪村の境にあります。金剛生駒紀泉国定公園の中で、日本三百名山にも入っています。単に「葛城山」と呼ばれることも多い山です。
山頂一帯は葛城高原と呼ばれていて、ツツジで有名です。5月上旬に咲き始めて中旬が見頃。この時期は観光客でいっぱいになります。
面白いのは、このツツジが最初からあったわけではないことです。もともと山頂付近は笹に覆われていました。1970年ごろにその笹が枯れて、その後にツツジが自然に生えてきたのだそうです。今の景色は50年ほどかけてできたものということになります。
3月上旬はツツジの季節ではないので、山頂は静かでした。
下りは葛城山ロープウェイの脇の道を使って、14時42分に登山口の獣柵を抜け、14時45分に葛城登山口駅でゴール。合計4時間でした。
まとめ
ダイトレのこの区間は、道がよく整備されていて歩きやすいです。石標のおかげで現在地も分かりやすい。二上山駅で降りて葛城登山口駅から帰れるので、車の回収も要りません。
ただ、峠のたびに下って登り返すので、数字以上に足に来ます。コース定数25は伊達ではありません。
そして今回いちばんの反省は、計測を始め忘れたことです。3km分の記録が残っていません。歩き出す前に一度確認する、これに尽きます。
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