2023年9月17日、長野県富士見町の入笠山(にゅうかさやま・1,955m)に登ってきました。
きっかけは、会社でもらったゴンドラの1,000円割引券です。使える山を探したら入笠山だった、という流れでした。
ちなみに、その割引券は家に忘れました。道中でお互い顔を見合わせることになりましたが、まあそういう日もあります。
天気はガスガス。それでも山頂では晴れ間が出て、眺望を見ることができました。子どもを背負っての山歩きです。
コースデータ
| 山 | 入笠山(1,955m)/長野県富士見町・伊那市 |
| 日付 | 2023年9月17日(日) |
| ルート | ゴンドラ山頂駅から入笠山を往復 |
| 距離 | 6.4km |
| 行動時間 | 3時間13分(8:42〜11:56) |
| 標高 | 1,044m〜1,958m(GPSの記録) |
| 天気 | 曇り(山頂で晴れ間) |
| 同行者 | 家族と |
ひとつ注意です。YAMAPの記録では「のぼり1,050m」となっていますが、これはゴンドラで上がった分を含んだ数字です。ゴンドラ山頂駅が1,780m、山頂が1,955mなので、実際に自分の足で登る標高差は200mもありません。数字だけ見ると本格的な山に見えますが、中身は高原の散策に近いコースです。
入笠山について
入笠山は南アルプスの北の端にある標高1,955mの山です。読み方は「にゅうかさやま」。初めて見ると読めません。
この山が人気なのは、ゴンドラで1,780mまで上がれてしまうからです。そこから山頂までは片道1時間ほど。標高2,000m近い山の景色を、体力に自信がなくても味わえます。
もうひとつの売りが花です。入笠湿原とすずらん山野草公園があり、季節ごとに違う花が咲きます。すずらんの見ごろは5月から6月。9月に行ったこの日は、秋の草花が咲いていました。

チョウも飛んでいました。アザミの花に止まって蜜を吸っているところです。

それと、この山はマウンテンバイクのフィールドとしても有名です。ゴンドラで自転車を上げて、コースを下ってくる人がたくさんいました。登山者とバイカーが混ざって、山全体がにぎやかでした。
アクセス・ゴンドラ
登山口は富士見パノラマリゾートです。中央道の諏訪南インターから近く、首都圏からも行きやすい場所にあります。

ゴンドラの料金は、2026年8月時点で次のとおりです。
| 券種 | 大人 | 子ども(小学生) |
|---|---|---|
| 往復 | 2,600円 | 1,300円 |
| 片道 | 2,000円 | 1,000円 |
未就学児は無料。犬も片道・往復ともに1頭800円で乗れます(リード必須)。運行時間は4月から10月が8時30分から16時(下り最終16時30分)です。
山麓駅から山頂駅までの高低差は730m。約15分の空中散歩です。

料金や営業期間は年によって変わります。行く前に富士見パノラマリゾートの公式サイトで確認してください。
コースタイム一覧
| 時刻 | 地点 |
|---|---|
| 08:43 | ゴンドラ山麓駅 |
| 08:58 | ゴンドラ山頂駅 |
| 09:01〜09:09 | アカノラ山 |
| 09:24〜09:28 | 山彦荘(入笠湿原) |
| 09:37 | ヒュッテ入笠 |
| 09:38〜09:42 | 御所平峠 |
| 10:01〜10:50 | 入笠山 山頂 |
| 11:26〜11:31 | 山彦荘 |
| 11:46 | アカノラ山 |
| 11:56 | ゴンドラ山頂駅 |
ゴンドラ山頂駅から入笠山まで1時間3分、下りは1時間6分でした。山頂では49分過ごしています。子どもを背負ってこのペースなので、身軽ならもっと短くなります。
山行レポート
ゴンドラから湿原へ
ゴンドラを降りると、そこはもう1,780m。周りは一気にガスの中でした。
ただ、これが悪くありません。霧の森はひんやりしていて、木々の輪郭がぼやけて見える。晴れの日とは違う良さがあります。
山頂駅からアカノラ山を経由して、入笠湿原へ下ります。湿原のそばには山彦荘という食事処があります。

このあたりまで来ると、道は木道と歩きやすい登山道です。ベビーキャリアを背負っていても問題ありませんでした。
御所平峠から山頂へ
ヒュッテ入笠の前を通って御所平峠へ。ここから山頂までの登りが、この日いちばんの登りです。とはいえ20分ほどで着いてしまいます。
10時1分、入笠山の山頂に到着。標識には「入笠山頂 標高1955M」と書かれていました。
山頂は広くて、たくさんの人が休んでいました。ガスで真っ白かと思っていたら、待っているうちに雲が切れました。

入笠山の山頂は360度の展望で知られていて、条件がよければ八ヶ岳、北アルプス、富士山まで見えるそうです。この日は全部とはいきませんでしたが、雲の間から山並みが顔を出してくれました。
結局、山頂で49分。子どもに補給食を食べさせたり、雲が動くのを待ったりしていたら、それくらいになりました。
下山とルバーブのアイス
同じ道を戻ります。下りながら花を撮ったりしていたので、1時間6分かかりました。
ゴンドラ山頂駅の近くで見つけたのが、ルバーブのアイスです。

ルバーブは酸味のある野菜で、長野県の高原でよく作られています。ジャムにすることが多いのですが、アイスにするとさっぱりしていて歩いたあとにちょうどいい。
総評
| 道の難しさ | 木道と整備された登山道。危険箇所はありません |
| 体力 | ゴンドラを使えば実質の標高差は200m弱。往復3時間ほど |
| 展望 | 山頂は360度。晴れれば八ヶ岳・北アルプス・富士山 |
| 花 | 入笠湿原とすずらん山野草公園。すずらんは5〜6月 |
| 子ども連れ | ベビーキャリアで問題なし。ゴンドラも子ども料金あり |
| その他 | マウンテンバイクのコースがあり、バイカーも多いです |
山登りをあまりしない人を誘うのに向いた山です。ゴンドラで一気に上がって、少し歩いて、山頂の展望を見て、アイスを食べて帰る。それで標高1,955mの山に登ったことになります。
ガスの日でも、それはそれで楽しめました。花の時期を変えて何度も来られる山だと思います。次はすずらんの5月か6月に行ってみたいところです。
まとめ
- 入笠山は南アルプス北端の1,955mの山。読みは「にゅうかさやま」
- 富士見パノラマリゾートのゴンドラで1,780mまで上がれます
- ゴンドラ料金は大人往復2,600円、子ども1,300円(2026年8月時点)
- 山頂駅から山頂まで片道1時間ほど。実質の標高差は200m弱
- この日は6.4km・3時間13分(うち山頂で49分)
- 入笠湿原とすずらん山野草公園があり、季節ごとに花が変わります
- すずらんの見ごろは5〜6月
- マウンテンバイクのフィールドでもあり、山全体がにぎやかです
- ゴンドラ山頂駅の近くでルバーブのアイスが買えます
ゴンドラの割引券をお持ちの方は、忘れずに持って行ってください。
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